12月定例会一般質問報告1

12月14日、予定時間をだいぶ過ぎた15時15分より、
大橋ひろしの一般質問を行ないました。
(当初の時間より待機して頂いた皆さま、大変お待たせ致しました)

報道でもご存知の通り、
前市長時、広報まつどに突然掲載された新病院建設移転計画を彷彿とさせる
本郷谷市長による東松戸病院の上本郷移転含む
市立病院千駄堀移転計画の確定報の如き広報への掲載。

この「まるでデジャブのような」行為によって、
本来、次回3月定例会の来年度予算審議に向けて、
市政の様々な視点から重要な精査が行なわれねばならない
12月定例会一般質問の貴重な時間は、
同問題への質問が度重なり繰り返されました。

それに輪を掛けるような、
(いつも通りの)本郷谷市長による“良識の感じられない答弁”によって、
議会は紛糾しました。

私たちの松戸は、いつまで同じ過ちを繰り返すのでしょうか。

そして本郷谷市長は、市職員との対話を進めることもできず、
議会に対して、何よりも市民に対して、
なぜ、平気であのように不誠実な政治的態度を取り続けるのでしょうか。

理解に苦しみます。

松戸市議会議員時代の本郷谷市長は、
今定例会で会派を超えた多くの議員によってなされた抗議、
並びに経緯と責任所在の確認と同じく、
前市長時代の病院計画に対して、
「(今日、明らかとなったように)虚実織り交ぜながら」、
同様の批判と追求を執拗に行なっていたわけですから、
いずれにしても、彼(本郷谷氏)にとって『松戸市立病院問題』とは、
地域医療の充実や財政健全化への取り組みではなく、
単に「批判のための批判」・「市長選のためのパフォーマンス」
に過ぎなかったことは、とても残念ながら明らかなようです。

これは、昨年市長選時のマニフェストはじめ、
有権者住民に対する多くの公約機会で謳われた
「市立病院64億円現地建て替え案」の論理破綻にいまだ明確な説明責任を果たさず、
腹案なるものへのすり替えを行なっている経緯と姿勢からも、
すでに確認されていることです。

昨年の市長選で示された松戸市民の民意が、
きちんと松戸市の政策へ反映されているか否か?
適切な監視と牽制によって確認することは、
市議会議員にとって基本的な役割のひとつであります。

本郷谷市長によって、
なぜ、今日の松戸市政のような混乱と低迷がもたらされるのか?

安易な体制批判に終わらぬよう、
この12月定例会一般質問の報告を通して、
市民の皆さまと共にしっかりと考えて参りたいと思います。

その前に、
実際に議会質問を通して行なった提言から、以下、ご紹介致します。
(平成23年3月定例会大橋ひろし代表質問発言より抜粋)

なぜ、謝れないのか?

 小手先をいかに繕うとも、市民、医療従事者の理解と共有なくして、
自治体立病院の経営を継続していくことは困難であります。

 もはや一時の猶予もありません。
首長としての勇気と覚悟と決断によって、一日も早く仕切り直しされ、
賛成派も反対派もない「オール松戸体制」で、
市民も、そこで働く人たちも誇りを持てる「新しい松戸市立病院」の建設へ向けて
歩み始めることを、私は願ってやみません。

<つづく>